「この世界よ、HAPPYに!!」

5歳の頃は自分の見えてる世界なんてこれっぽちもなくて
だけどこの世界は単純なまでに『HAPPY END』に違いないと信じてた
大人になると見える世界は広がった 年をとるっていうのはそういうこと
HAPPY ENDにならないことをいっぱい見つめて
広がる世界の分だけ自分がちっちゃく思えてきた
自分にできないことを口にするのがとても恥ずかしくて
何にも言わないうちに言いたいことも忘れてしまった

確かに俺には力なんてない
あの国の戦争を止めることは多分できない
だけど5歳のガキが口に出せる世界平和って言葉を
その何倍も生きた俺らがなんで言えない
言いたいこと思い出した 恥ずかしげもなく歌いたい
青くさく 叫びたい 「この世界よ、HAPPYに!!」と

やっぱり俺たちは昔のことを知らない 
んで今のことも思ったより全然知らない
ましてや戦争だとか民族のことだとか
やたら問題がでっか過ぎて どうにも俺らにゃピンとはこない
分からないことだらけ知ろうとするのが めんどくさくて 
分かってることだけじゃ 申し訳なくて 何にも言えない

確かに俺には関係なんてない
どっかの誰かさんがどうなっても知る由もない
だけど例えば俺らの家族や友達や恋人が
幸せに生きてけますようにと 願うようなそんな気持ち 
見たことも聞いたこともない どっかの誰かさんにも
半分くらいはそんな気持ち 向けてもいいんじゃないと俺は思う
ラララララ〜〜〜
恥ずかしげもなく歌いたい
青くさく 叫びたい 「この世界よ、HAPPYに!!」と
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