LYLICS

十七夜(いざない)の月

満月の次の日は十六夜「イザヨイ」 
十六の夜で十六夜だって教えてくれた
それじゃ十七の夜は十七夜「イザナイ」 
勝手に名づけて 転げ回って笑ってたね

あまり逢えなくなってからの君は 話す度に疲れて行くみたいで

もう泣かなくていいんだよ 力抜いていいんだよ 
僕が君をあの夜に誘うから
名前もデタラメで 誰も知らないけど 
月に一度は十七夜の夜が来るから

もしも許されるなら逢いたい 
他の誰にも出来ない事があるんだ
あの十七夜の月を知らない 
奴には言えない言葉があるんだ

疲れていく君はその分だけ 隠す分だけきれいになって行く

でも泣いたっていいんだよ やめたっていいんだよ 
僕が君をあの夜に誘うから
あの頃の自分を 思い出していいんだよ 
今の君にも十七夜の夜は来るから

十七夜は誰も知らない 満月でも十六夜でもない目立たない月で
君はその月を誰にも 見せない  だから僕があの日に誘うんだ

もう泣かなくていいんだよ 力抜いていいんだよ 
自然に笑い転げたあの夜みたいに
誰にも見せない あの頃の君を 
十七夜の月を僕は知ってるから
泣いたっていいんだよ やめたっていいんだよ 
僕が君をあの夜に誘うから
あの頃の自分を 思い出していいんだよ 
今の君にも十七夜の夜は来るから

十七夜の月は あの日の君だ 満月でも十六夜でもない 大切な月だ

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